Higan

 

近代以降、人々は豊かさを求める為にモノをつくりあげた。
モノが集まり、やがて街になった。


それは人々の切なる願いの集まり。

 

街は、いつまでもそこに存在し続けると思っていた。

でも今はもう、知っている。

 

街は一刻の間に、容易に存在し続ける事を

やめてしまう事を。
実はいつも傍らにあった、大いなる自然の力によって。

 

人々の“悲願”であった世界は、少しのきっかけで“彼岸”の世界へと変わりうる可能性を常に抱えている。

 

傍らにある大いなる水は、ただ場所を隔てるだけでなく
“悲願”と“彼岸”をも隔てているのかもしれない。

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© 2019 Mitsuteru Yagi 

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